陸上広島県代表のサポートにかごしま国体に帯同しました!

理学療法士の日高聡一郎です

10/13~17まで鹿児島県の白波スタジアムで開催された

「燃ゆる感動かごしま国体」の広島県陸上競技チームのトレーナーとして

帯同してきました

本国体は、2020年に開催される予定でしたが

コロナ渦であり一度は開催を見送った大会です

準備・強化を含め鹿児島県チームは非常に苦労したということを

鹿児島チームのコーチがおっしゃっておられましたが

無事開催できたことにも安堵されておられました

国体の陸上競技は中学3年生から高校3年生までの少年の部と

大学生・社会人の成年の部があります。他の競技では、各区分で会場が違ったりし

行動を一緒にすることがありませんが、陸上競技は少年選手も成年選手も一緒に行動し

競技していきます

広島チームは1つの優勝・3つの2位を含む12種目での入賞を果たしました

成年選手が少年の選手とうまくコミュニケーションをとってくれたこと

また広島出身の100m日本記録保持者である山縣亮太選手が

高い集中力で競技に臨んでいる姿を全選手が見ることで

よい雰囲気になったことが要因のように感じました

 

トレーナーとしての活動では、選手控え所での競技前の選手へのコンディショニングや

ホテルに戻ってからのケアを行なっています

私の印象では、陸上競技選手は自分の体のみで競技をするため

自分の体に対してとても繊細な感覚を持っています。痛みではなく違和感を取りきる事や

予選の走りの反省をもとに次のラウンドの課題を聞き

少しでも選手の要望に応えられるように活動を行いました

また、苦慮したのが、「火山灰対策」です。競技場からは、桜島が見えて

とてもきれいなのですが、桜島が噴火し、風向きが競技場に向かって吹くと

火山灰が降ってきます

また、積もった灰が風によって舞い上がることも多々ありました

選手は「目が痛くて走りにくい」「気持ち悪く呼吸しづらい」言っていました

サングラスで対応する選手や、マスクを着用するなどして対応をしていました

これからも広島県の陸上競技をサポートしていくとともに、自分自身の力を高め

患者様や選手に頼られるように精進していきたいと思います