臨床指導者講習会を受講しました!

こんにちは、理学療法士の増田 拓です。

2019年8月22・23日の2日間、広島大学 霞キャンパスにて広島県で初めて開催された

『 臨床指導者講習会 』を受講しました。

理学療法士の国家試験の合格率は85.8%と高く約12万人が合格しますが、

国家試験を受ける為には長期臨床実習で単位取得する必要があります。

しかし長期臨床実習で挫折する学生もあり、教育の標準化と指導者の教育が必要と考えられました。

理学療法協会は今回の研修から全国の臨床実習におけるガイドラインを修正し、

2020年度以降の実習生を受け入る施設の指導者に対して臨床指導者講習会の受講を義務化しました。

臨床指導者講習会では講義やグループワーク含め16時間以上かけて勉強しました。

他院の理学療法士と意見交換もできて大変勉強になりました。

臨床指導者講習会を受講するメリットとして以下の点が挙げられます。

臨床指導者講習会のメリット

 ● 理学療法士の指導者の質の均等化が図れる

 ● 講習を修了することで指導者の信頼性が増す

 ● 臨床参加型研修(クリニカル・クラーク・シップ)の浸透を図れる

 ● 病院によって差のある実習難易度のバラツキを防げる

 ● 実習教育の方針を全指導者が理解することができる

当院では毎年、理学療法士養成校から長期臨床実習生を受け入れています。

この臨床実習での経験が、就職する際の

『ある程度の助言・指導のもとに、基本的理学療法を遂行できる』

能力を培う基盤となります。

当リハビリ部門は新人教育プログラムが充実しており入社から3年間計画的に勉強しています。

当院で実習した学生は卒業時に高陽整形外科クリニックに就職してくれることが多く、

実習時の経験が新人教育に生かされている場面をみると嬉しく感じます。

 

様々な講習会に参加して教育の活性化を図り、質の高い理学療法士を育てたいと思います。

これからも患者様により良い医療を提供できるように研鑽を忘れず精進していきます。

 

Be a Life Athlete!!