エコーを使った検診を行いました!
こんにちは。理学療法士の高村です。
先日、帯同先の中学生・高校生の野球部の選手に対して、超音波エコーを用いた肩肘検診を行いました。当クリニック院長の今田と柔道整復師の小西にも同行して頂きました。
院長がエコーを使用して肩や肘の骨に異常がないかを診察し、私と小西で肩関節や脊柱、股関節の可動域を計測しました。
野球歴が短い選手が多いということもあり、エコーで異常所見がみられた選手は数名程度でした。しかし脊柱や股関節の可動域測定では基準値に達していない選手がほとんどでした。
今は痛みや異常所見がなくても脊柱や肩甲骨、股関節の動きが良くないと肩や肘に過度な負担がかかり、怪我をしてしまうリスクが高まります。
これらの事を選手に説明し、自分の不足している項目を把握してもらい、それらを改善するためのエクササイズを指導しました。
私は今回初めてこのような健診を行いましたが、短時間で約40人の選手に対応したり、文献を参考に測定項目やエクササイズの選別をしたりなど、院内で勤務しているだけでは得難い経験をさせて頂くことができました。この経験を今後の院内外での活動に活かしていきたいと思います。
選手たちにとっても今回の健診がこれまで以上に自分の身体に興味を持つきっかけになっていれば嬉しいです。
これからも様々な方面からチームを支えることができるように努力していきたいと思います。