オーストラリア遠征に帯同しました②
こんにちは、理学療法士の増田 拓です。
オーストラリア遠征の2部目です。
1部をご覧になられてない方は、以下のリンクからどうぞ!
● 1部:オーストラリア遠征(メルボルンオープン)
2020 Australian Open Wheelchair Championships(全豪オープン)の帯同報告です。
いつもながら一般社団法人日本車いすテニス協会様からのご依頼です。
パラリンピックイヤーである2020年初のグランドスラム大会です。
2019年は決勝で完敗し準優勝に終わりましたが、今回は前哨戦で優勝し調子を上げて乗り込みました。
全豪オープンは真っ青なハードコートで全米オープンと並び最高峰のハードコート大会です。
2019年に大坂 なおみ選手が全米オープンに引き続き優勝を飾りグランドスラム2連勝を飾った大会です。
メルボルンパークでは暑熱環境下で試合中止(サスペンデッド)の基準が5段階で明確化されました。
車いすテニスは、この段階を更に細かく分類し4.6以上で試合中止という基準が新たに設けられました。
何度かサスペンデットにより試合が中断され夜中に試合が行われることもありました。
その為、選手の集中力やコンディショニングに影響が出るような場合は我々の対応力が求められます。
施設内のジムはトッププレーヤー達のウォーミングアップをみることができ大変勉強になります。
練習や試合が無い時は会場にあるレストランやリカバリールームで身体を休め気分転換できます。
上地選手の試合結果は、なんと!!
全試合1セットも落とすことなくシングルス、ダブルスと優勝し2冠を果たしました!!
パートナーのジョーダン選手とのインタビューで感極まり涙する場面があり会場が感動に包まれました。
男子シングルスで国枝選手が優勝し日本男女シングルス優勝で2020年を最高の形でスタートしました。
2019年はグランドスラムでタイトルを取れず、悔しい思いをたくさんしてきました。
遠征、合宿などで一緒に行ったトレーニングが少しでも役に立ったかと思うと嬉しく思います。
パラリンピック東京大会まで200日を切り、ますます楽しみになってきました!
クリニックでも患者様の健康の為に最善の医療を提供いたします。
Be a Life Athlete!!