2019NECマスターズ

こんにちは、理学療法士の増田 拓です。

理学療法士 増田 拓

2019年11月16~26日にかけてアメリカフロリダ州オーランドのナショナルテニスセンターで

2019NECマスターズチャンピオンシップ が開催されました。

国際テニス連盟が定める世界ランキング8位以内、クアードは6位以内の選手で

シングルス(男子、女子、クアード)の本年度のチャンピオンを決定する大会です。

2019全米オープン に引き続き、一般社団法人日本車いすテニス協会様より派遣依頼を受け

上地 結衣選手のパーソナルトレーナーとして約2週間滞在しました。

日本からは上地 結衣選手、国枝 慎吾選手、菅野 浩二選手等が出場しました。

会場はテニスコートが100面以上、テニス専用のトレーニング施設があり素晴らしい環境です。

私も空いた時間にレッスンをしてもらい、少しずつラリーができるようになってきました(笑)

大会の前日には前夜祭が開かれ、選手達をもてなしてくれました。

食事は、アメリカのイメージ通りの大きな肉塊にチーズがたっぷりかかっいてとても美味しかったです!

試合はラウンドロビン方式(4名2グループの総当たり)の予選と上位2名の決勝トーナメントで争います。

上地選手は、万全とは言えないコンディションで試合を迎えなければならず苦戦を強いられました。

それでも一緒に帯同した栄養士の食事サポートや、電話で今田院長からアドバイスを受けることで

何とか状態を良い方向にもっていくことができ予選を全勝で勝ち抜ける事ができました!

決勝では今年何度も対戦した因縁の相手、ディーダ・デ・グロート選手です。

1セットから互いに譲らない白熱した試合でしたが、力負けして惜敗となりました。

結果は以下の通りです。

 ● 上地 結衣選手 シングルス準優勝

 ● 国枝 慎吾選手 シングルス3位

 ● 菅野 浩二選手 ダブルス準優勝

病院では患者様を中心に医師・診察・検査・医事・リハビリがサポートする体制が整っていますが、

遠征先ではこのような十分な体制は整っていません。

帯同中は様々なトラブルが起こりますが、すべてを個人で対処することはできません。

選手を中心とした多方面のサポート環境を整えて何事にも対応できる状態であれば

ベストコンディショニングで試合に臨め、勝ち抜くことが出来ると改めて感じました。

2019年最後の大会は優勝こそできませんでしたが、日本人選手の活躍で幕を閉じました。

あと約1ヶ月で2019年も終わりますが、

来院される患者様が健康でいられるように引き続きお手伝いできればと思います。

Be a Life Athlete!!