2019Wimbledon WHEELCHAIR TENNIS OPEN

こんにちは、理学療法士の増田 拓です。

一般社団法人日本車いすテニス協会様からご依頼を頂き、

2019/7/5~7/30の間のヨーロッパ遠征にフィジオトレーナーとして帯同しました。

約3週間の遠征の内容を3部に分けてお伝えしていきます。

 

まず11~14日にイギリス ウィンブルドンで開催された

『2019Wimbledon WHEELCHAIR TENNIS OPEN』の報告です。

ウィンブルドンは全英オープンと言われ、140年以上の歴史を持つ伝統ある大会です。

全試合が天然芝のコートで行われ、選手は白いウェアを着用しなければならない特徴があります。

 ※ 私も全身白いウェアでした

また、19面もあるテニスコートに美しい独自の世界観が広がっています。

 

車いすの部は大会最終週の11日から開催されます。

夏季のウィンブルドンは雨が降りやすく試合が中断される事が多いのですが、

今回は比較的天候に恵まれ暑い中、順調に試合が行われました。

 

日本から以下の3名が出場しました。

 ● 男 子 国枝 慎吾選手

 ● 女 子 上地 結衣選手

 ● クアド 菅野 浩二選手

今回コンディショニングを担当した上地選手は、女子ダブルスで5連覇の偉業を達成しています!!

今大会は前人未到の6連覇を目指しての出場でした。

シングルス、ダブルス共に準決勝で敗退し、選手、コーチ共に満足のいく結果ではありませんでした。

国枝選手は、シングルス決勝まで進出しフルセットの末、惜しくも負けましたが準優勝を果たしました。

全仏オープンに続き、ウィンブルドンでも初めてクアドクラスの大会が開催されました。

菅野選手は、健闘しましたが3位決定戦で敗れてしまいました。

世界4大大会でも車いすテニスを観に来る人は年々多くなっており、観客達を楽しませています。

9月には年内最後のグランドスラムのUSオープンが控えています。

8月にトレーニングをして、しっかりと準備し臨みたいと思います。

次回はスイスオープンの報告です!

2部:2019スイス・オープン

 

Be a Life Athlete!!