NEC車いすテニスマスターズに帯同いたしました

2018年11月28日〜12月2日の5日間 米国フロリダ州オーランドで

「NEC車いすテニスマスターズ2018(Wheelchair Tennis Masters)」が開催され、

理学療法士の増田 拓がフィジオトレーナーとして帯同しました。

世界マスターズは国際テニス連盟(ITF)が主催する国際車いすテニスツアー

(世界約40カ国で150以上の大会)の集大成としてシングルス世界チャンピオンを決定する大会です。

本大会は年間シングルス世界ランキング上位選手のみが出場でき、

5日間に渡るラウンドロビン方式(※)で年間王者、女王の座を争います。

日本から国枝 慎吾選手、眞田 卓選手、上地 結衣選手、菅野 浩二選手の計4名が出場しました。

 (2グループの予選と上位2名ずつの決勝トーナメント)

 

日本車いすテニス協会の派遣により、

上地結衣選手のパーソナルコンディショニングのサポートを担当しました。

上地選手は10月のアジアパラ大会で金メダルを獲得し東京パラリンピック代表内定第1号となりました。

既に2020年を見越して競技車やラケットを新調、新しいプレースタイルに挑戦を続けています。

前回の怪我によりシーズン最終戦の今大会は、十分な練習ができずに現地入りせざるを得ませんでした。

また、今回は怪我からの復帰戦ということもあり慎重に対応していきました。

 

コーチ・選手と一緒に今大会での調整、来シーズンに向けた取り組みを

確認しながら可能な範囲でフィットネスを実施し、大きな問題もなく戦うことが出来ました。

 

テニスの内容は満足のいくものではなかったかもしれませんが、順当に決勝まで進出できました。

決勝の相手は今年何度もグランドスラムなどで対戦したオランダ代表ディーダ選手でした。

白熱した接戦になるも、残念ながら準優勝で今シーズンを終えました。

 

来年度も車いすテニス日本代表をサポートして行く事が決まり、

2019年1月からオーストラリア遠征を予定しています。

上地選手の更なる飛躍に役立てればと思います。

 

今後とも多くの人が、

より豊かな人生を歩むことができるように我々ライフアスリートのスタッフはお手伝いさせて頂きます。

 

 

 Be a Life Athlete!!