インドネシア2018 アジアパラ競技大会に帯同しました
2018年10月7日~12日の6日間、インドネシア ジャカルタで
「2018アジアパラ競技大会」が開催されました。
日本車いすテニス協会様よりご依頼をいただき、
理学療法士の増田拓が選手のナショナルトレーナーとして帯同しました。
日本代表チームは、下記3クラスの合計9名の選手が、気温34度を超す猛暑の中、熱戦を繰り広げました。
● 男子
● 女子
● クアード(※)
(※)クアードとは
下肢に加え手指にも障害を持つクラスです。
選手は、ラケットを手にテーピングで固定する事と、電動車いすの使用が認められています。
クアードクラスには男女の区別がありません。
会場となるジャカルタは発展途上で開発が進んでいます。
しかし、パラスポーツの普及が十分でない地域が多く、
冷却装置や水・氷の確保といった猛暑対策、
ホテルや会場の公衆衛生や一般的な食事などは日本と比べ過酷な環境でした。
今大会は、東京パラリンピックの前哨戦と位置づけ、
強化を進めてきた日本チームは、ダブルスを含め合計10個のメダルを獲得しました!!
今大会の結果、
● 国枝 慎吾選手
● 上地 結衣選手
は、2020年東京パラリンピック出場が内定しました!!
私自身、初めてのパラ大会への帯同ということもあり、最終日まで興奮の連続でしたが、
無事に全日程を終えることが出来ました。
初出場の選手達もメダルを獲得でき、
2020年に向けて素晴らしい結果を持ち帰ることができました。
チームスタッフ、協会関係者の皆様に御礼申し上げるとともに、
この度の貴重な経験をいかし、選手や患者様をサポートしていきたいと思います。
今後とも、高陽整形外科クリニックはスポーツに関わる皆様を応援します。
Be a Life Athlete!!